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ニュースリリース


2007年7月19日

AMRコーポレーション2007年度第2四半期3億1,700万米ドル(380億4,000万円*)の黒字を計上
前年同期を2,600万米ドル(31億2,000万円*)上回る

悪天候の影響にもかかわらず5四半期連続で黒字を達成
バランスシートの改善、流動性の向上、プロダクトとサービス向上のための投資を継続

米国テキサス州フォートワース発(2007年7月18日)- アメリカン航空の親会社であるAMRコーポレーション(本社:米国テキサス州フォートワース)は、2007年度第2四半期の決算について、純利益3億1,700万米ドル(380億4,000万円、完全希薄化後一株あたり1.08米ドル)と発表しました。

今第2四半期の結果に対し、2006年度第2四半期は2億9,100万米ドル(349億2,000万円、完全希薄化後一株あたり1.14米ドル)の純利益でした。

AMRコーポレーション会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピィーは述べています。「極めて厳しい天候条件と過去最高の燃油費を克服して5期連続の黒字を達成することが出来ました。また、4年以上前に『ターンアラウンドプラン』が始動して以来、最高の四半期純利益を計上しました。今年は天候条件が大きな障害となっていますが、当社はそれを克服してお客様へのサービスを改善すると共に、長期的な成功に向けて尽力しています。業績の向上によってバランスシートも改善すると共に経営戦略強化のためのプロダクトやサービスへの投資が可能になった一方、高騰している燃油費と熾烈な競争が、今年度後半およびそれ以降にも大きな課題となります。」

業績の概要
第2四半期の有効座席1マイルあたりの旅客収益(単位収益)は、前年同期比3.6%の伸びとなりました。

搭乗率(座席占有率)は過去最高の83.6%に達し、これに対し前年同期は82.6%でした。平均運賃を表す収益率は前年同期比2.3%改善し、9四半期連続で前年同期比増を達成しました。

AMRは第2四半期に約59億米ドル(約7,080億円)の連結収益を計上し、前年同期比1.6%の減少となりました。厳しい天候条件による当四半期の収益減少は約5,000万米ドル(約60億円)で、純利益の減少は希薄化後一株あたり0.12米ドルに達したと推定しています。

有効座席1マイルあたりの経費(単位経費)は前年比2.4%上昇しましたが、このうち1.2%は悪天候の影響によるものです。燃油費を除くとジェット路線における第2四半期の経費上昇率は前年同期比3.5%となりました。

アメリカン航空は米国にて現地時間2007年6月22日に、悪天候のため4月1日から6月20日までの間に主要路線の出発便のうち1.8%が運休となったことを発表しました。それ以降、6月最後の10日間に1,000便を超えるフライトが悪天候のため運休となり、天候不良が原因の第2四半期における運休便の合計は主要路線の定期出発便のうち2.1%に達しました。

第2四半期の座席有効マイルは前年同期比4.4%の減少となりました。

「第2四半期の座席有効マイルの減少には悪天候による運休の影響もありましたが、提供座席数に対するAMRの系統立った、慎重な管理が財務実績改善の重要な要因になったと確信しています。これによって利益率を改善し、事業における対投資効果を拡大することができました」とアーピィーは述べています。

バランスシートの改善
アーピィーは第2四半期においても負債削減と流動性改善によるバランスシート強化の継続について述べています。

2007年第2四半期末時点でのAMRの現金および短期投資残高は、4億7,000万米ドル(564億円)の制限付き残高を含めて64億米ドル(7,680億円)となり、これに対し前年同期の現金および短期投資残高は、5億2,500万米ドル(630億円)の制限付き残高を含めて57億米ドル(6,840億円)でした。

AMRは長期負債、資産リース債務、航空施設税非課税債元本、および航空機オペレーティング・リース債務の現価合計額である債務総額を、2007年度第2四半期末までに、前年度の194億米ドル(2兆3,280億円)から173億米ドル(2兆760億円)に削減しました。また、非拘束金および短期投資を引いた負債総額である純負債については、2006年第2四半期末の142億米ドル(1兆7,040億円)から、2007年第2四半期末までに114億米ドル(1兆3,680億円)に削減しました。第2四半期末時点でのAMRの利息費用は2億3,500万米ドル(282億円)となり、これは前年同期比9.6%の減少でした。

今期中にAMRは確定給付企業年金制度に1億1,800万米ドル(141億6,000万円)を拠出し、さらに7月13日には8,600万米ドル(103億2,000万円)を追加拠出しました。AMRは2007年通年で予想されている3億6,400万米ドル(436億8,000万円)の拠出金のうち、すでに2億6,600万米ドル(319億2,000万円)を拠出しています。

第2四半期のハイライト
  • アメリカン航空は新機材導入とMD-80型機のリプレースを促進、また燃油効率を2020年までに20%以上高めるという目標に向け、6機のボーイング737-800型機の納入を2009年前半に前倒ししました。これによりアメリカン航空は9機の737型機を2009年前半に受領することになります。
  • アメリカン航空と全米運輸労働者組合(TWU)は、当社のメンテナンスおよびエンジニアリング部門をコストセンターから利益センターに変革するために行った協力作業に対してOverhaul & Maintenance誌からOutstanding Achievement賞を授与されました。
  • アメリカン航空は124機のボーイング757型機全機に、最新型座席の導入、客室内装と機内エンターテイメント・システムの更新を含めたアップグレード計画を発表しました。
  • アメリカン航空は米大陸横断便のプレミアムクラス乗客を対象とし、無料のオンデマンドビデオとオーディオを備えた新しいパーソナルエンターテインメント・メディアプレーヤを提供すると発表しました。また、ロサンゼルスとシカゴ間の一部のMD-80型機においてエンターテインメント・メディアプレーヤのテストを開始しました。
  • AMRは与信枠のうち4億4,200万米ドル(530億4,000万円)を変動金利ローンの借り換え、2億3,600万米ドル(283億2,000万円)を空港施設債の借り換え、航空機材関連の負債のうち4,800万米ドル(57億6,000万円)を前払いすることによって引き続きバランスシートを改善しました。これらの施策により年間純金利費用のうち約1,200万米ドル(14億4,000万円)を削減できると予想しています。
  • アメリカン航空はお客様が航空券購入をより早く、簡単に行えるよう、AA.comの大規模なアップグレードを発表、実施しました。このAA.comの新しい航空券ショッピングおよび購入機能では運航スケジュールや価格、サービスレベルの一覧が表示され、お客様が複数の選択肢を簡単に検討することができるようになっています。
第3四半期と2007年度通年の見通し

主要路線および連結ベースの提供座席数
AMRは通年の主要路線の提供座席数が対前年度比2.1%減少し、また米国国内便では2.6%、国際便では1.3%それぞれ減少すると予想しています。連結ベースでは2007年度通年の提供座席数は対前年度比で1.9%減少すると予想しています。第1四半期と第2四半期に発生した天候による影響は、2007年度の主要路線と連結ベースの提供座席数見通しに含められています。

AMRは2007年度第3四半期の主要路線の提供座席数が対前年同期比で2.4%減少すると予想しています。また連結ベースでは対前年同期比で2.3%減少すると予想しています。

燃油費とヘッジ
ジェット燃料の価格は不安定な状況が続いていますが、AMRは現時点において第3四半期の平均システム価格を1ガロンあたり2.24米ドル(269円)、2007年度通年では同2.11米ドル(253円)と想定しています。AMRは第3四半期に消費が予想されている燃料のうち35%については1バレルあたり原油換算で平均62米ドル(7,440円、ジェット燃料換算では1ガロンあたり1.94米ドル、233円)、31%については1バレルあたり原油換算で平均63米ドル(7,560円、ジェット燃料換算では1ガロンあたり1.96米ドル、235円)の上限価格を設定しています。連結ベースでの第3四半期のジェット燃料消費量は約8億ガロンと予想しています。

主要路線と連結ベースでの単位経費
AMRは燃油費を除いた主要路線の2007年度の単位経費が対前年度比1.3%上昇し、連結ベースでは同じく1.9%上昇すると予想しています。

第3四半期の燃油費を除いた単位経費は対前年同期比1.9%上昇し、連結ベースでは同じく2.7%上昇すると予想しています。

第1四半期と第2四半期の悪天候の影響を受け、主要路線での通年の単位経費は対前年比2.3%上昇し、連結ベースでは同じく2.7%上昇すると予想しています。

第3四半期の単位経費は対前年同期比2.4%上昇し、連結ベースでは同じく2.9%上昇すると予想しています。

AMRは流通経費の節約、運航スケジュールの簡素化、継続中の燃料節約プログラムなどのコスト節減プログラムにより、2007年度にはさらに3億米ドル(360億円)のコスト削減を目指しています。
*: $1=120円にて換算


 




 
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