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ニュースリリース


2008年10月17日


AMRコーポレーション、第3四半期に 4,500万米ドルの利益を計上

特別項目を除いた場合、前年同期比で11億米ドルの燃油費高騰により 3億6,000万米ドルの純損失を計上

第3四半期の主要路線単位収益は前年同期比10.9%増

燃料と経済に関する今日の懸念に対処するとともに、長期的な成功への取り組みも継続

2009年の連結輸送能力は2007年を9%以上下回り、米国内主要路線輸送能力は 同じく約14%下回る見込み

  • 2012年から2018年に納入予定の42機のボーイング787-9型機を購入し、 さらに2015年から2020年に納入予定の58機の787型機の購入権取得を発表
  • ボーイング787型機に関する契約は、ワイドボディ機の入れ換えとともに、 アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、およびイベリア航空が 独禁法の適用免除を獲得し、共同事業契約を導入した後に期待される将来的な成長を支えるもの
  • 2009年中に納入予定のすでに発注済の20機のボーイング737-800型機について資金を調達
  • 米国テキサス州フォートワース発(2008年10月15日)- アメリカン航空(本社:米国テキサス州フォートワース)の親会社であるAMRコーポレーション(同)は、2008年度第3四半期の決算を発表し、純利益を4,500万米ドル(完全希薄化後一株あたり0.17米ドル)と報告しました。

第3四半期の業績には複数の特別項目の影響が反映されています。当社はAmerican Beacon Advisorsの売却に伴い4億3,200万米ドルの利益を計上しました。また2008年秋季の輸送能力削減に伴い、2,700万米ドルの1回限りの退職費用および航空機関連費用も計上しました。さらに当社が先に発表したとおり、A300型機が恒久的に退役する時点において、これらの航空機のリース支払額残高の現在価値を主とする約1億2,100万米ドルの特別費用が発生すると予想しています。

これらの特別項目を除外した場合、当社は同四半期に3億6,000万米ドル(完全希薄化後一株あたり1.39米ドル)の損失を計上しました。

同四半期の業績に対し、前年同期は1億7,500万米ドル(完全希薄化後一株あたり0.61米ドル)の純利益を計上し、これには先に発表されたとおり累積した給与およびその他の給付金による4,000万米ドルの費用の影響が含まれていました。

同四半期の損失には、高騰が続き、また変動の激しい燃油費が大きく関与しました。AMRは同四半期にガロンあたり3.57米ドルを支払いましたが、前年同期にはガロンあたり2.17米ドルであり、これは64%の上昇に相当しました。この結果として、当社が負担した燃油費の増加は前年同期の一般的な価格を適用した場合と比較して11億米ドルに達しました。

AMRコーポレーション会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピィー(Gerard Arpey)は次のように述べています。「燃油費は数ヶ月前に過去最高の水準から下落しましたが、経済的な不安定さとそれが旅行需要に及ぼす影響は、深刻な懸念材料となっています。また不安定な状況が続く燃油費が、すでに問題ではなくなったと結論付けることは、近視眼的かと思われます。当社では、燃油費と経済面での懸念に対応し、今年に入ってから輸送能力削減、非効率な航空機の退役、および売上高の拡大に取り組んでおり、これらの努力が成果をあげつつあります。また与信市場の混乱を考慮すれば、流動性強化のための取り組みの進展も、決定的な重要性を担ってきています。しかしながら、今後の不明確な状況に対処するためには、本日その概要を述べたようなさらなる取り組みが必要とされており、これには株主、お客様、および従業員のために長期的な利益確保に注力しながら、短期的な課題を克服するためのいくつかの項目も含まれています」。

アーピィーは、短期および長期的な課題に対処するためのいくつかの取り組みを紹介しました。

  • 当社は2009年にも引き続き輸送能力の見直しを継続する予定です。
  • 連結システム輸送能力は2007年と比較して9%以上削減され、2008年と比較した場合には約6%削減される予定です。これは主に2008年後期に行った輸送能力削減の影響が継続することによります。
  • 主要路線輸送能力は2007年と比較して約9%削減され、2008年と比較した場合には約5.5%削減される予定です。米国内の輸送能力は2007年と比較して約14%削減され、2008年と比較した場合には約8.5%削減される予定です。国際線輸送能力は2007年と比較してほぼ横ばい、2008年と比較した場合には1%近く削減される予定です。
  • 地域関連会社による輸送能力は2007年と比較して約14.5%削減され、2008年と比較した場合には約9.5%削減される予定です。

アメリカン航空はまた、ボーイング社との間で、機体購入に関する計画に合意したと発表しました。この契約によれば、アメリカン航空はまず2012年から2018年の間に納入予定の42機のボーイング787-9型機を購入し、さらに2015年から2020年に納入予定の58機の787型機を購入する権利を取得しました。この当初の42機のボーイング787-9型機の購入については特定の付帯条項が条件となっています。(このボーイング787型機購入契約の詳細については、別途リリースにて発表しています。詳細は、AA.comをご覧ください。)

アーピィーはこの契約について、アメリカン航空によるワイドボディ機への入れ換えを支えるとともに、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、およびイベリア航空が現在認可待ちとなっている独占禁止法からの免除を獲得し、北米と欧州との間の航空便に関する共同事業契約を導入した後に期待される、国際的な成長を支えるものだと述べています。これら航空会社3社は8月、同じくoneworld®のメンバーであるフィンランド航空とロイヤルヨルダン航空と共に、米国運輸省に対して、独占禁止法からの免除を申請しました。

アメリカン航空はまた、2009年中に納入予定の、すでに発注済みのボーイング737-800型機20機について、新たな資金調達を行ったと発表しました。この資金調達はリース戻し条件付き売買取引として構成され、また一定の条件が前提となっています。アメリカン航空はまた、この第3四半期中において、2009年と2010年に納入予定の76機のボーイング737型機の大半について、資金を確保することのできるバックストップ・ファイナンス(他に資金が得られなかった場合に発動する資金調達)の確約を得たと発表しています。この新しいリース戻し条件付き売買取引による資金調達により、またバックストップ・ファイナンスを利用した場合、アメリカン航空はボーイング737型機の購入資金を2010年後半納入分も含めて調達することができます。

財務および運航実績

アメリカン航空の第3四半期の有効座席1マイルあたりの旅客収益(単位収益)は前年同期から10.9%の伸びとなりました。

同四半期の座席有効マイルは、収益性の低い便の廃止を継続したことにより前年同期から3.0%減少しました。

アメリカン航空の同四半期の搭乗率(座席占有率)は82.2%で、これに対し前年同期は83.9%でした。

平均運賃を表す収益率は前年同期から13.2%上昇し、14四半期連続の前年同期比増を達成しました。

AMRコーポレーションが報告した第3四半期の連結売上高は約64億米ドルで、前年同期比8.0%増となりました。確定したフライト変更、購入されたアップグレード、機内販売の有料食事サービス、および追加手荷物料金を含むその他の売上高は、前年同期比14.3%増の5億7,700万米ドルとなりました。

アメリカン航空の第3四半期の特別項目を除く有効座席1マイルあたりの原価(単位原価)は、前年同期比22.6%増となりました。燃油費と特別項目を除いた場合の単位原価は、輸送能力削減に伴う費用、材料および補修費用の増大、施設費、および外為比率を反映して前年同期比4.3%増となりました。

貸借対照表アップデート

AMRコーポレーションは、第3四半期において流動性強化のためのさまざまな手段を実施しました。株式売却を通じて約3億米ドルを、航空機を担保として約5億米ドルを調達し、総額4億8,000万米ドルによるAmerican Beacon Advisors売却を締結しました。また2億5,500万米ドルの回転与信枠からの借入を行いました。

2008年第3四半期末時点でのAMRの現金および短期投資残高は51億米ドルで、これには制限付き残高の4億5,600万米ドルも含まれています。前年同期末時点での現金および短期投資残高は、制限付き残高4億4,700万米ドルを含めて58億米ドルでした。

長期負債、設備リース債務、空港施設免税債の元本、および航空機オペレーティングリース債務の現在価値の合計額であるAMRの総負債額は2008年第3四半期末時点において154億米ドルで、これに対し前年同期末時点では166億米ドルでした。

総負債額から制限付きでない現金と短期投資を差し引いたAMRの純負債は、2008年第3四半期末時点において107億米ドルで、これに対し前年同期末時点では112億米ドルでした。

7月15日の時点において、AMRが2008年に従業員の確定給付年金制度に拠出した総額は7,800万米ドルに達しました。2002年初頭以来、AMRは20億米ドルを超える金額を従業員確定給付年金制度に拠出しています。

第3四半期および直近のハイライト

  • アメリカン航空は、多様性イニシアティブとヒスパニック系コミュニティに対する取り組みにおいて、Hispanic Business誌により「Top 60 Companies for Hispanics」のひとつに選ばれました。Hispanic Business誌は複数の指標を通じて、米国企業によるヒスパニック系を対象とした雇用、昇進、マーケティング、慈善活動、およびサプライヤーの多様性への取り組みを測定しています。
  • アメリカン航空は2008 World Travel Awardsにおいて「North America’s Leading Airline」に選ばれました。これは世界中の17万人近い旅行関連のプロフェッショナルからの投票によって決定されたものです。
  • アメリカン航空と世界最大の乳がん組織であるスーザン G・コーメン乳がん財団(Susan G. Komen for the Cure®)は、協力関係の拡大を発表しました。アメリカン航空は同財団のオフィシャル・エアラインかつ初の恒久的資金援助パートナー(Lifetime Promise Partner)となり、新しい新しい補助金制度であるプロミス・グラント(Promise Grants)の最大の寄付者となっています。このパートナーシップの一環として、アメリカン航空の6機の航空機とAmerican Eagleの2機のジェット機がピンクリボンをモチーフにし、双方のブランドを施した特別仕様のデザインを機体に付けています。

今後の見通し

輸送能力
AMRは2008年を通じた主要路線の輸送能力が前年同期比3.7%減となり、そのうち米国内での輸送能力は6.2%減、国際線は0.6%増になると予想しています。2008年通年の連結ベースの輸送能力は前年同期比3.9%減の見込みです。

AMRは2008年第4四半期の主要路線の輸送能力が前年同期比8.3%減となり、そのうち米国内では12.5%減、国際線では0.6%減になると予想しています。連結システム輸送能力は同じく前年同期比8.4%減と予想しています。

AMRは地域関連会社による2008年第4四半期の輸送能力が前年同期比10.8%減となり、2008年通年では前年比5.7%減になると予想しています。

燃油費とヘッジ
燃油費は非常に不安定な状況が続いていますが、AMRは2008年第4四半期の平均システム価格をガロンあたり2.76米ドル、2008年通年では3.07米ドルとして計画しています。AMRは2008年第4四半期に消費が予想される燃料のうち、38%をバレルあたり平均116米ドルの原油価格相当額(ジェット燃油費ではガロンあたり3.33米ドルに相当)にて、また通年で消費が予想される燃料のうち37%を平均91ドルの原油価格相当額(ジェット燃油費ではガロンあたり2.78米ドルに相当)にてキャップしています。第4四半期に消費が予想されるジェット燃料は、連結ベースで7億700万ガロンです。

主要路線および連結単位原価(特別項目を除く)
2008年第4四半期の主要路線の単位原価は、前年同期比9.9%増加すると予想され、また第4四半期の連結ベースの単位原価は前年同期比9.8%増加すると予想されています。

2008年第4四半期の燃油費を除いた主要路線の単位原価は、前年同期比7.7%増加すると予想され、また燃油費を除いた連結ベースの単位原価は前年同期比7.8%増加すると予想されています。この2008年第4四半期の単位原価には、当社が先に発表した輸送能力削減に伴うコストが反映されています。

2008年通年の主要路線の単位原価は前年同期比16.8%増加すると予想され、また通年の連結ベースの単位原価は前年同期比16.6%増加すると予想されています。

AMRは燃油費を除いた2008年通年の主要路線単位原価が前年同期比4.9%増加し、同じく燃油費を除いた通年の連結ベースの単位原価は5.2%増加すると予想しています。



 




 
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